まずは、相手を知ることです。
営業担当、ひいては会社の姿勢を、会話の内容や言葉遣い、態度から感じ取りましょう。
そのためには、自分のことばかり話していてはダメです。対等な『言葉のキャッチボール』が、コミュニケーションの原則です。
リノベーションに対する条件や思い、好みや性格などを知ってもらいましょう。
言いたいことは、遠慮せず、率直に言うことです。
そして家は完成して終わりではありません。その後のメンテナンス、アフターサービスなどの付き合いも考えて長いスパンで良い付き合いができる会社を選ぶようにしましょう。
素人には分からないことが多いのは、当たり前です。
知りたいことや分からないことは、納得がいくまで説明してもらいましょう。
言われた通りに実行したら、どういう結果になるのか、価格の違いは将来どう影響するのか、などの着地点まで確認しましょう。
リフォームは共同作業であると考えて、信頼できる人間関係を築くようにしましょう。
注文者だからといばったり、専門家を知っていると圧力をかけたりするのは、かえって逆効果です。
営業担当やコーディネーターが、自分の代弁者になってくれるようなら、しめたものです。
互いにわかり合える関係になっても、営業担当にお任せではいけません。
「適度な緊張」関係をつくることも重要です。
そのためには、時には鋭い質問をしたり、チェックしていることを気づかせるような対応をしたりする必要があるのです。