マンションに住んでみよう!

コロナ禍でその環境に対応した新たな生活スタイルが生まれています。家の中での生活時間が増えることで、今まで気づかなかった不具合や不都合に気付いたり、マイホームのあり方を考えたり、環境への意識が高まったりと、マイホームをこれから取得しようと考えていた方には、一つの購入動機にもなったのではないかと思います。実際に、不動産市場ではマイホームの購入意欲の高い方々が増えてきています。その中でやはりマイホームを持つのであれば「一軒家」いわゆる「戸建」を希望されている方が多いようです。庭でガーデニングやバーベキュー、子供たちと庭先で遊んだり、必要以上に音を周りに気にすることもなく、楽しくゆったりと暮らせるというイメージが先行しているようですね。確かに「戸建」はそのような想像が簡単に出来ますが、では「マンション」はどうでしょうか。最近ではマンションにも様々な設備や便利な共用施設・サービスが登場しており、楽しくゆったりと暮らせそうなイメージが膨らんできます。では、その内容とはどのようなものか一部ご紹介いたします。

◆「大型ライブラリーとワークスペース」 

通勤の手間をかけずにマンション内のワークスペースで仕事が出来ます。ワークスペースにはオープンスペースや個別ブースもあり、中にはミーティングスペースまであり、Wifiはもちろん、複合機やシュレッダーもあることも。またライブラリーで調べものや雑誌、新刊も読めるので、パソコンばかり見ている方には気分転換にもなりますね。

◆「アウトドアスペース」

敷地内に森がつくられているマンションも登場しています。子供たちは、自然に触れ合い、フィールドアスレチック的に運動し、昆虫採取、植物や野鳥の観察などもできるのは健康的で勉強にもなる環境ですね。

◆「敷地内サードプレイス」

マンションのフロア内にはコーヒーラウンジ、カフェ、さらには暖炉のあるコモンリビングと、家でも仕事場でもなく第三の心安らぐ場所が付設されているものもあります。自分の時間を、自分のお気に入りの空間で過ごす有意義な生活ができそうです。

 続いて共用施設やサービスで人気なものも紹介しましょう。

◆24時間ゴミステーション

いつでもゴミが出せて室内も清潔に保てます。

◆宅配ロッカー

大小様々な大きさのロッカーがあり、多様な荷物も保管できます。

◆サイクルポート

駐輪場では台数制限があり、家族全員分が駐車できないこともあるので、住戸ごとに割り当てられていることで、家族分まとめて駐車できることは大変便利な施設です。

◆コンシェルジュ

共用施設の予約やクリーニングの受け渡し、宅配の依頼など暮らしのサポートをしてもらえるので大変心強い存在ですね。

◆新聞配達サービス

各戸の玄関ポストまで新聞を配達してもらえるサービスもあり、集合ポストまで取りに行く手間が省けます。

◆防災備蓄庫

自然災害が多発している中で、コンロや簡易トイレ、非常食や飲料など有事の備えをマンション全体で共有できるようになっています。中には各フロアに設置されている場合もあります。

◆レンタルサイクル・サイクルシェア

自転車を購入することなく、また駐輪場代も必要なくなるので経済的ですね。電動自転車も設置されている場合もあるので場面に応じて便利に使えます。

 

マンション生活でも暮らしを豊かにする様々な共用施設やサービスがあるので、マンション選びの一つのポイントにしてもいいでしょう。自分たちの生活に役に立つ施設やサービスは積極的に使って楽しく便利にゆったりとしたマンション暮らしをしましょう。