戸建てを購入する際の注意点を物件選び・内見時でそれぞれ紹介
〜購入手順も解説〜
■戸建て購入前の物件選びの注意点
戸建てを購入する際には、いくつかの重要な注意点を考慮する必要があります。以下に主要なポイントを詳しく説明します。
1.立地の確認
・交通アクセス:駅からの距離、バス停が近いかどうか、通勤・通学の便利さを考慮してください。
・周辺環境:学校、病院、ショッピング施設などの生活インフラの充実度をチェックしましょう。
・自然環境と安全性:洪水や土砂災害のリスクが低い地域を選ぶことも重要です。また、環境音や日当たりも確認してください。
2.建物の品質
・構造と耐久性:耐震性能が高い構造かどうか、建築基準法に準拠しているかを確認してください。
・施工業者の評判:施工を行った業者の過去の実績や評判をリサーチすることが重要です。
・保証内容:長期保証がどのように提供されているか、保証の範囲に何が含まれるかを確認してください。
3.間取りと設備
・間取り:家族構成に合わせた間取りかどうか、将来的な変更の余地はあるかを考慮しましょう。
・設備の質と機能:給湯器、暖房設備、キッチン設備など、日々の生活に必要な設備が現代的であるか、また十分な性能を持っているかをチェックします。
4.価格と費用
・物件価格:周辺の同様の物件と比較して妥当な価格かどうかを評価してください。
・追加費用:登記費用、仲介手数料、固定資産税などの追加で発生する費用を事前に確認しておくことが大切です。
5.法的なチェック
・土地の権利:土地の所有権がクリアであることを確認し、不動産登記簿謄本をチェックしてください。
・規制と制限:地域の建築規制や法的な制限が物件に適用されているかも確認が必要です。
6.その他の要因
・見学時の感触:自分や家族が実際に物件を見て、生活を想像できるかどうか、直感も重要な判断材料です。
・再販の可能性:将来的に物件を売却する可能性を考慮し、再販市場での需要が見込めるかも検討してください。
これらの点を総合的に考慮し、納得できる戸建てを選ぶことが大切です。
■戸建て購入前の内見での注意点
戸建てを購入する際の内見は非常に重要です。以下に、内見での注意点を詳しく説明します。
1.建物の構造と外観のチェック
・クラックやひび割れ:外壁や基礎部分にクラックがないか確認します。
・水はけ:雨水が適切に排水されているか、溜まっていないかをチェックします。
・屋根と雨樋:屋根の状態や雨樋が損傷していないか、または詰まっていないかを見ます。
2.室内の状態の確認
・壁と天井:しみ、カビ、剥がれがないか注意深く見てください。
・床の水平:不自然な傾きがないか、床がギシギシ音を立てないか確認します。
・窓とドア:開閉がスムーズかどうか、隙間がないかをチェックします。
3.設備の動作確認
・水回り:水漏れがないか、蛇口からの水の出が良いか、排水の流れを確認してください。
・電気設備:全てのスイッチやコンセントが機能するかテストします。
4.防音性の確認
・外部の音:道路や隣家からの音がどの程度聞こえるか試してみてください。
・室内の音:上階や隣室からの音漏れがないかも確認が必要です。
5.周辺環境の再確認
・生活利便施設:再度、最寄りのスーパーや病院、学校などの距離を確認します。
・交通の利便性:交通の便の良さや騒音の問題など、生活に影響する要素を再評価してください。
6.その他のポイント
・日照条件:実際にどの時間帯にどれくらい日光が入るかを観察します。
・プライバシーの確保:隣家との距離感、窓の位置などからプライバシーが保たれているかを評価します。
内見は、家を購入する際の最終判断を下す重要な機会です。できるだけ多くの時間をかけて、細部にわたり注意深く検討することが重要です。必要に応じて専門家に同行してもらうことも検討してください。
■戸建てを購入する際の手順
戸建てを購入する際の手順は、慎重に進める必要があります。以下に、一般的な購入プロセスをステップごとに説明します。
1.予算の設定
・資金計画の作成:住宅ローンの事前審査を受け、購入可能な予算を確定します。
2.物件の検索
・情報収集:インターネット、不動産仲介会社、新聞広告などを利用して、希望する地域の戸建て物件を探します。
3.物件の内見
・複数の物件を比較:立地、価格、間取り、設備などを比較し、複数の物件を実際に訪れて内覧します。
4.物件の選定と仮契約
・物件選定:希望に合った物件を決定します。
・仮契約の締結:売買条件を確認し、仮契約を結びます。この際、手付金(予約金)を支払うことが一般的です。
5.住宅ローンの申込み
・金融機関への申し込み:仮契約後、住宅ローンの正式な申し込みを行い、審査を待ちます。
6.売買契約の締結
・契約書の確認:契約書の内容を詳細にチェックし、不明点や問題点がないか確認します。
・売買契約の締結:問題がなければ、売買契約を締結し、残金の支払いスケジュールに従って残額を支払います。
7.物件の引き渡し
・最終検査:物件の最終確認を行い、問題がないことを確認します。
・鍵の受け取り:物件の引き渡しを受け、鍵を受け取ります。
8.登記の実施
・所有権移転登記:法務局で所有権移転登記を行い、正式に自分の名前に物件が登録されます。
9.引っ越しと新生活の準備
・引っ越しの準備:引っ越し業者を手配し、新しい家への移動を準備します。
・ライフラインの接続:電気、ガス、水道などのライフラインの開設手続きを行います。
10.住宅ローン控除の申請
住宅の購入とローンの契約が完了した後、確定申告の期間に行います。 近年は、住宅性能に応じて控除額及び控除期間が分かれていますので、事前に確認することが大切です。
このプロセスは、物件によって多少の違いがあり得ますが、基本的な流れはこのようになります。購入過程においては、不動産専門家や法律顧問のアドバイスを得ながら進めることをお勧めします。
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