困った空き家を生きた資産に変える20の方法
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不┃動┃産┃ニ┃ ュ┃―┃ス┃
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No.18 【困った空き家を生きた資産に変える20の方法】
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┃News┃困った空き家を生きた資産に変える20の方法
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┃Q&A ┃資産価値を見直す時期??
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バブル崩壊と同時に不動産神話が崩れて数十年。
「不動産=負債」という新たな神話すら生まれつつある状況下において、
私たちは、不動産とどう向き合っていくべきか。
それが、今回の新著の根底にある問いかけです。
これまでも散々申し上げてきたとおり「資産価値」は大切です。
ただ、同時に今という時代の最大の特徴は、
「資産価値からの解放」にあるのではないかと思います。
資産価値とは端的に言えば「他人の評価」であり
「他人の評価」とはつまるところ「お金」です。
そういう「魔力」「抗しようのない引力」からの解放が、
これからの不動産にとって大きなテーマになるのではないかと感じます。
「将来は売却不可能になるであろう田舎の古民家を買って住む」
というのもその1つの実例でしょう。
宮大工だった私の祖父も、「資産価値0」の家土地を大金を出して購入しています。
批判も多くあったようですが、祖父が亡くなった今、振り返ってみると、その不動産を通して
「伝わってくること」「学んだこと」「引き継いだ何か」が意外に多くあることを実感しています。
「資産価値」は大切ですが「資産価値の魔力」から解き放たれて、
初めて見えてくるものも沢山あります。
「資産価値が0だとしたら、自分は何を選ぶのか?」「自分は家族にどんな価値を残すのか」、
今という時代だからこそ、そんなことを考えることもできるのです。
お金でも、資産価値でもなく、自分なりの価値を生き、自分なりの価値を残す。
それは、子孫にとっては、いい迷惑かもしれません。
「金」がいい! 「資産」がいい!そう言われることもあるでしょう。
私自身、「お金で救われた体験」も多いので、一概に判断できないことだと思います。
ただ、一つ言えるのは「不動産を通して伝えられることは沢山ある」ということです。
「言葉よりも雄弁な不動産」を、選び、つくり上げ、残す。
ぜひ、そんなテーマも意識してみてください。